Special Talk Ryuji Nakatake×Chieko Seta Special Talk Ryuji Nakatake×Chieko Seta
中竹 竜二
Message

Ryuji Nakatake

創業以来、私たちは一貫して「人が育つ現場」に向き合い続けてきました。
その中で確信しているのは、リーダーは知識やスキルではなく、現場での意思決定と周りの人との関係性の中で育つということです。

一方で、AIの進化によってこれまでの前提は大きく変わり始めています。正解がない状況の中で、何を信じ、どのように決断し、周囲を巻き込んでいくのか。いま問われているのは、まさにリーダーの"あり方"そのものです。私たちはこれからも、クライアントの皆様とともに現場に立ち続けながら、この時代に本当に必要とされるリーダー像を探究し、日本にとどまらず世界に通用する人材育成のあり方を切り拓いてまいります。

Profile

株式会社チームボックス 代表取締役 CEO
中竹 竜二 Ryuji Nakatake

株式会社チームボックス 代表取締役
日本オリンピック委員会(JOC) サービスマネージャー
福岡県生まれ。
早稲田大学ラグビー蹴球部では主将として準優勝、監督就任後は「フォロワーシップ」論を用い大学選手権二連覇を達成。英国レスター大学大学院社会学修士。
株式会社三菱総合研究所、日本ラグビーフットボール協会初代コーチングディレクターを経て、株式会社チームボックス設立。「成人発達理論」を基盤に、経営層の「アンラーン」と本質的な「行動変容」を支援し、多くのグローバル企業・変革期の企業で成果を上げてきた。 現在は上場企業等の社外取締役として経営ガバナンスに携わるほか、日本オリンピック委員会(JOC)サービスマネージャーとして全競技の指導者育成を主導。著書に『ウィニングカルチャー』『アンラーン戦略』等。Voicy『成長に繋がる問いかけコーチング』パーソナリティも務め、スポーツと経営の実践知を活かし組織文化変革を牽引して いる。

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瀬田 千恵子
Message

Chieko Seta

共同代表という体制は、役割を分けるためのものではなく、異なる視点と強みを掛け合わせ、私たち自身がより大きな責任を引き受けていくための選択です。私たちは、リーダー一人ひとりが自分の人生や組織、そして社会に対してオーナーシップを持ち、「自分たちがこの時代を創っている」という当事者意識を持つことが、すべての出発点になると考えています。そのリーダーが、次のリーダーを育てていく。そしてその連鎖が、組織を変え、社会を変えていく。その循環を現実のものにしていくことが、私たちの使命です。
共同代表体制のもと、経営の安定性と実行力をさらに高めながら、人と組織の可能性を広げ、世界に通用するリーダーを輩出し続けてまいります。

Profile

株式会社チームボックス 代表取締役 COO
瀬田 千恵子 Chieko Seta

株式会社チームボックス代表取締役千恵子
リーダーシップ開発コンサルタント

全日本空輸(ANA)にて旅客サービス業務に従事した後、小売業界にて店長として現場の人材採用・育成を担う。その後、香港に渡り、現地日系外食グループにて人材開発を担う。帰国後は大手人材会社にて人材派遣、採用、コンサルティングに加え、新規事業の立ち上げに携わる。外資系消費財企業にてHRアシスタントマネージャーを務めたのち独立。

現在は株式会社チームボックスの代表取締役COOとして、営業戦略から組織運営、人材開発までを統括。成人発達理論を基盤に、「人の内面の成長と組織成果を接続する」リーダーシップ開発を軸に、日本企業の組織変革を支援している。経営幹部から次世代リーダーまで幅広い層の育成に携わり、理論と実践を往復するアプローチに強みを持つ。

リーダーシップを単なるスキルではなく「在り方の進化」として捉え、個人の意味づけの変容と組織変革を同時に促す実践を行っている。近年は成人発達理論と感情の関係性にも着目し、実務と探究の両面から研究と実践を重ねている。

立教大学大学院経営学研究科修了(経営学修士/専門:リーダーシップ開発)。国際コーチング連盟(ICC)認定プロフェッショナルコーチ。

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Interview
共同代表対談

Interview

正解のない時代に新たなモデルを示す。
チームボックスが共同代表体制で目指す「オンリーワンの組織」

この度、株式会社チームボックスは中竹竜二・瀬田千恵子の共同代表体制へと移行しました。その背景にあるのは、組織の成熟とこれからの時代に向けた「新しいリーダーシップのあり方」を世の中に示したいという想いです。本インタビューでは2人が見据えるチームボックスの未来と、これからも変わらないチームボックスの価値観について語ります。

正解のない時代に「POWERS OF TWO」のモデルを示す。組織の成熟が導いた共同代表体制という選択

  • 世の中には「POWERS OF TWO(2人の力)」という概念があります。企業は2人の経営者によって機能することで、非常に多くのメリットを生み出すといわれているんです。変化が激しく正解のないこれからの時代において、組織を牽引するリーダーは必ずしも1人である必要はありません。2人が対話しながら物事を決めて前に進めていく。そんな「ダブルリーダー」の見本をチームボックスが体現していきたいと考えたのが今回の体制変更の大きな背景です。
    瀬田さんは今のチームボックスという組織に対して、どのような想いを抱いていましたか?
  • これまで当社は、中竹さんの看板で知られてきた部分が大きく「中竹さんがいるから」とご依頼いただく案件も多くありました。しかしここ数年でメンバーが成長し、中竹さんがいなくてもお客さまから必要とされ、チームボックスとして責任を果たせる人材が増えてきました。こうした状況下で、私が共同代表になることでメンバーにも刺激を与え「みんなで作るチームボックス」へと進化させていきたいという想いがありました。
  • 私自身も、組織として成長していることは感じていました。実はこれまでも、優秀なメンバーが育っては卒業していくというパターンを繰り返してきました。しかし、一方で誰かがいなくなるたびに残ったメンバーが奮起し、組織全体が変化に強くなっていった側面があります。私個人に依存せずともお客さまに価値提供できるようになりたいという目標がまさに今、実現できてきているのでこの体制移行に踏み切れました。
    共同代表として具体的にどのような分担をイメージしていますか?
  • 業務をきっちり切り分けるというよりは、お互いに気になっていることを率直にぶつけ合いながら、2人で一緒に物事を決めていく形だと思っています。 中竹さんと私は思考特性は大変似ているものの行動するとなると大きく違うところもあります。一方で面白いのは、才能診断ツールであるストレングスファインダーでは、共通する強みがかなりたくさんあるのですが、Top5に「自己確信」が二人とも入っているというなかなかないすごくレアな共通性もあります。
    かと思えば、行動特性は真逆で私は何かあれば動かずにいられないタイプですが、中竹さんはじっくり構えて全体を見渡してから行動に移しますよね。同じ景色を見ていても、捉え方や踏み出す一歩の速さが違うので、1人では気づけなかった視点や選択肢が自然と増えていくんです。この二人がパートナーとしてやっているのもチームボックスを経営する上で今の体制では大きな強みになっていると感じていて。
  • まさにそうですね。私は周りを気にせずマイペースに進む「ラクダ型」。
    一方の瀬田さんは、問題があればすぐに現場へ駆けつけて解決に向かう「イノシシ型」。
    こうしたスタイルが成り立っているのは、長年共に働いてきたなかで根本の思考性や大切にしているエッセンスが非常に近くなっているからだと思います。タイプの違う2人だからこそ、対等に意見をぶつけ合える関係性が築けているのだと感じています。
  • 同じ思考性を持ちながらも違和感を率直に共有でき、お互いの視点を補い合える。そこが、共同代表だからこそのおもしろさであり、力になっていると感じます。

時代が変化しても変わらない軸。
チームボックスを支える5つの価値観

  • 私たちが創業時からずっと大切にしている5つの価値観(※)があります。「さらけ出す」「自責する」「アンラーンする」「人の成長を信じる(YETMIND©)」「習慣化する」、そしてこれらをまず「自分たちが実践する」ということです。

    ※5つの価値観について

  • 時代は複雑になっていますが、この5つの価値観に立ち戻ればどのような時代でも生きていけるという確信があります。また、常にお客さまと共にあり、共に学ぶというスタンスは絶対に変えません。私たちはお金をいただいて組織開発などを提供する側ですが、同じ時を過ごし同じ空間にいて、お客さまからも学ばせていただいている。そうした存在であり続けたいと思っています。
  • 私たちが目指しているのは、お客さまにとって「一緒に変化していくパートナー」になることです。お客さまをご支援する際は、自分たちを示す主語をお客さまも含めた「我々(私たち)」と置いています。すると、お客さま側も「チームボックスさんが」ではなく「我々が」と言ってくださるようになり、発注側と受注側という壁が自然と消えていくんです。

    たとえばM&Aなどで役員同士や社員のあいだに分断が生まれてしまった組織でも、私たちが媒介者として入ることで、お客さまの組織が一つになっていきます。人と人の間に橋をかけ、組織の内側に眠るエネルギーを引き出していくのが、私たちの役割なのです。

すべてのお客さまの「オンリーワン」になる。
共同代表体制で描くこれからの組織と未来

  • 私のこれからの役目は、すべてのお客さまにとって「オンリーワン」の存在になれる会社にしていくことです。これまで中竹竜二という個人がオンリーワンであったように、これからはチームボックスという会社そのものが、リーダーたちにとって「オンリーワンの存在」として選んでいただけるようにしたい。このWillには、私が代表になると決めた大きな覚悟が込められています。

    そのために、先ほど話に出た中竹・瀬田のお互いの特性の違いを存分に発揮して、この組織をさらに強くしていきます。当社のメンバーは、お客さまのためにとことん頑張る人間ばかりです。オンリーワンだと言っていただければ、さらに力を発揮するはずです。メンバー全員がお客さまのために全力を尽くし、常にお客様と共にあり常に学び成長し続けられるチームへと進化させていきます。
  • お客さまにとってパートナーとして慕われる存在であり続けたいですね。
    そして何より、共同代表体制の会社としてしっかりと成果を出していきます。
    正解のない時代において、リーダーが1人ですべてを背負う必要はありません。けれども、2人になったからといって責任が半分になるわけではない。むしろ互いに責任を引き受け合うからこそ、組織にも社会にもより大きな価値を返していける。その覚悟を持って、新しいリーダーシップの形を社会に示していきたいです。
  • 私たち自身が変わり続けることを恐れず、常に学び続ける背中を見せることで、社会に対して「これからの時代の新しいリーダーシップのあり方」を示していきたいですね。お客さまと共に学び、共に歩むオンリーワンの組織として、この先も挑戦を続けていきます。
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